ゴマ

パラダイスの夕暮れのゴマのレビュー・感想・評価

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)
4.0
アマプラにて鑑賞。まさかアマプラにアキ・カウリスマキの作品が多数あるとは驚きました。カウリスマキはAmazonとか嫌いそうな感じなのに・・・あまり関係ないのかしらん。
この作品は以前深夜にテレビで放送されてて、途中からだったがひきつけられるものがあり、全編見てなかったが今回全編鑑賞することができてよかった。橋本真也を彷彿とさせる巨漢の同僚の主人公との友情が感動的だった。カウリスマキ作品にみられる抑えた演技、というか、ほんとに演技をしてんのかよくわからないのだが、ハリウッド映画には見られない演技と雰囲気、独特な暗さ、まるで文学作品を映画で見せられているような気がする。しかし音楽の使い方も素晴らしい。ジャズが劇伴の中心的な音楽になるが、ロック、ブルースなども効果的に使われている。
劇中主人公が行く英語の教室のようなものと、ビンゴ大会の部屋のようなのは何なのだろうと気になった。
ほんとこの監督の作品の雰囲気好きすぎる。
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