500Mark達成!(*´﹀`*)
そんなことはさておき…
アキ・カウリスマキ監督の映画は初めて観ましたが、一度観ただけでこの独特な世界観は彼にしか出せないのであろうと悟ってしまうほど魅力的。
おかしな台詞、間、雰囲気…全体的に観て変わった映画なんです。
けどそれがすごく心地良いというかクセになる。
他にもおかしな台詞や独特な雰囲気のヘンテコリンな映画はありますが、それとはまた違う…
変わった台詞や雰囲気で笑わせにきてるわけではないし、なんのコメディ要素もないのにこの変わった世界観を作り上げて、しかもそれを「笑い」以外の面で『良い』と感じさせるってすごいですよね。(まぁそりゃクスッとなるシーンもありますが…)
『それじゃ他の笑わせにきてるヘンテコリンな世界観の映画って例えばなんだよ…』と思うかもしれませんが…別にそういう映画を悪く言ってるわけじゃないし、そもそもボクもそういうの大好きなので誤解しないでくださいね(^^;)
不器用なゴミ清掃員の男がスーパーでレジをする不器用な女に一目惚れし、恋に落ちる…というシンプルな内容。
基本的に不器用な人間しか出てきません(๑¯∇¯๑)
それもこの映画の世界観を作った一つの大きな要素なんですけどね(^^;)
最初はどうでもよかったけどだんだんひかれていく…不器用なりに距離を縮め、いつの間にかお互い大切な存在になる。
だけどお互い不器用すぎて本当の気持ちをうまく伝えられない。
強がったり意地張ったり…でもやっぱり彼がいい…彼女がいい…!
独特な世界観にのせて伝わってくる2人の感情がもどかしくもキュートでとても良かったです。
最大級に不器用で、それでいてロマンチックなラストにはニヤけが止まりませんでした(*´﹀`*)
アキ・カウリスマキ…また素晴らしい映画監督を知ってしまった気がする…w
他にもいろいろと彼の作品を観てみようとおもいます(^^♪