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哀れなるものたちのiのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

あ〜〜〜〜〜大好き〜〜〜〜〜。
エマさん黒髪意外とハマってるし、幼児から女にじんわり変わってく演技すごい。歩き方、話し方、どれを取ってもすごい。
2024年1本目の劇場で観る映画これでよかった!!!!

R18なだけあってエログロ満載、血、内臓、熱烈ジャンプだらけ、脳味噌スライスと色々詰め込み放題だけど、台詞が良いし、なんかめっちゃ面白いの何故?
始まりから終わりまでお洒落映画よろしく、最高の美術と色彩感覚でたまんないんだけど、お洒落映画にしてはなんだか面白すぎる!なにこれ!
初っ端もエンドロールもツボだし、モノトーンからカラフルな世界に変わるのも、不協和音混ぜ込み不気味BGMも所々入ってくる魚眼でのショットも全部イケてんのセンスが成せる技なんだろうね〜。
人間ってこうだよな、成長ってこうだよなと思うし、「きれいはきたない、きたないはきれい」だよなって。

「私に恋をするなよ」ってかっこつけて言ってた女たらしおじさまが自由奔放予測不可能なベラに翻弄されて滅茶苦茶になるのが哀れで可愛かった。男は従順な女が好きだけど、ハマるのは滅茶苦茶な女って世の摂理が出てくるのもなんかウケた。

あ〜何よりロンドンのゴッドの御屋敷と船が大好き。住みたい。パリでのベラのコスチュームが大好き。欲しい、着たい。
ベラのコスチューム全部可愛い。
可愛いもの、綺麗なもの観たい欲も良い映画観た時の満足感も全部満たされた。
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