えにし

哀れなるものたちのえにしのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2
初めてが初めてじゃなくなったり、裸足じゃ痛いから靴を履くようになったりする度、世界は色づいていくようで、その実混ざり合って濁っていった
散々楽しいモノを食べて、飽きるほどむごいモノを見てきたのに、僕たちはなぜかまだ、嬉しがったり、悲しがったりできる
できるだけふつつかなままで、それでいてしたたかなままでいたいから、手作りの希望をこしらえて、鈍色の世界史をうがっていく
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