哀れなるものたちのtikyのレビュー・感想・評価

エンドロールまで込みで総合演出されている作品だった。
登場人物がベラの成長に起因していることにより少し話が散らかりがちではあるが、それを除けば非常に完成度の高い作品だったと思う。
視覚的にはベラの言動(特に歩き方)、聴覚的には音楽で的確にメッセージを届けていて、終始目を離せなかった。

自殺した妊婦の身体にその子の脳を移植し造られた人間が世界を知る物語