しまさき

哀れなるものたちのしまさきのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
感情的にブッ刺さるものは正直なかったけど、とりあえずビジュがいい、

衣装が可愛すぎてそれだけでも幸せだった。




ベラが何もわからないたぶん幼児の頃から、
性を知り 自我を知り 理性と社会、慈愛を知る




すべて経験するのよ、っていうあの言葉にめちゃくちゃ救われたな、

いいものも悪いものも、経験しないとわからない、何かを一つの言葉だけで判断しない、

彼女がパリでの生活を楽しんで真っ直ぐな目をしているのがよかった。

何よりも信念を持って生きることが美しさだと思う




スラムの人々の存在を知った時の彼女の反応もとても印象的だった、わかるよ、そういう時どうしたらいいかわからない、でもどうにかしたい、でもどうにもならない世の中の摂理。

前オットめっちゃいやだったけどあのオチは結構笑えない残酷さも感じた、

ウィレム・デフォーはやっぱりウィレム・デフォー。

エマストーンすごい。