正直期待してなかった。
結果、とても観てよかった作品でいい意味で裏切られたと思っている、
GEZANマヒトが映画。
感性が独特だし、映画として観る側がおもしろいのかという点では割と不安だったのだけど
めちゃくちゃメッセージつよくて、わたしは好きだった。
ツッコミどころは多々あるし、狙いすぎ感あったり、全体の一貫性などはもっと詰めることができた部分もあると思う。
正直途中までは暴力とかかっこいいと思ってる系に見えたりもして寒いなと思ったけど
ラストシーンで結局全部オッケーになっちゃった。
最後のシーン本当によかった。
(ただ、あのシーンだけ方言でなくて標準語であったことに疑問はある、それが伝わると思うのであれば最初からそうした方がよかった)
森山未來はずっと見てられる。あのひとの身体表現めちゃくちゃすきだ。
キャスト・スタッフもめちゃくちゃいいな。
ロケ地も最高。
あのちょっと懐かしい、昼下がりまだ明るい夏の絶妙な温度感。
いい意味で期待を裏切られてしあわせ。
帰り道いろんな意図とかを考えるいい余韻。
チケットお譲りいただき行ってきた。くださった方に感謝。