鯨

哀れなるものたちの鯨のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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この映画楽しすぎる

俺もベラもみんな哀れだけど、哀れだから魅力的で愛し合えるのかもな。

フランケンシュタイン博士みたいなお話。
博士が知的好奇心で作り上げたベラには、博士の父親から自分への疑問や寂しさを重ねていたのかもしれないね。

タイトルの「哀れなるものたち」のとうり登場人物はどこか哀れで愚かな部分があるけど、そんな不純物こみこみの憎めない人達が素敵でした。
もちろんベラはそんな色んな人達から色んな愛情を受け入れて成長していくんだけど、顔立ちというか、言葉遣いから思考まで変化していくのをこんな表現できるものなのか、演者として凄すぎ
あと、身体綺麗すぎる。

ほんまごめん、楽しすぎてもう一度言葉を選びながら見たい。
見たら見るだけ楽しい映画だと思う。
鯨