このレビューはネタバレを含みます
思ってた通り世界観めちゃくちゃ好みだった。
おとぎ話のような不思議な話に見せかけて根底に社会性とか男女の話とか人間性とか色々な要素が詰まっててとても見応えがあった。
好きな台詞たくさんあったなぁ。
君と寝た男には嫉妬するけど君の体なんだなら君の自由にするべきだってマックスが言った後、私達なり(台詞忘れたなんかそんな意味だった)の愛が素敵ねって言うベラにでも僕の愛は灼熱でもあるんだよっていう2人のやりとりがほんとあったかい。
ベラが体売ったのを非難して罵倒するダンカンとの差がまたいい。気持ちはわかるけどね。
エマストーンの体当たりの怪演というか熱演が素晴らしかった。大好きなデフォーもやっぱり大好きなデフォーだった。
ベラが学んでいく過程はよかったんだけどあまりにもヤってるシーンが多すぎてうーーーんってなってたんだけど、瀕死のデフォーに憎しみや怒りを超えて寂しかったっていうベラの一言で全てそのモヤモヤも吹っ飛んで涙がでた。
素敵な終わり方ではないかもしれないけど、タイトルが哀れなるものたちだしこれでいいんだろうな。個人的には好きな終わり方だった。