づん

哀れなるものたちのづんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9
まず言いたいのは、凄い!
やっとだけど、観れて良かった。
ヨルゴス・ランティモスのあの世界観を堪能できた2時間20分、いやぁ〜楽しかった。

もう鶏イヌが出てきた時点でランティモスの世界へようこそですね。
そしてゴッドのシャボン玉ゲップ(?)ファンタジーだ!笑

天才外科医が自ら命を絶った女性<ベラ>をある手術をして蘇らせる。
そしてベラは外の世界へと大冒険に出るのだけど性にふれ、貧困や理不尽さに触れて平等と解放を知り自分で生きていく道を切り開いていく。
1人の赤ん坊が1人の強い心を持った女性に成長していく。

誰にも染まらず自らの道を歩き続けるベラがかっこよく見えたな。

そして、最後に最大のブラックジョーク!

いくつもの賞で主演女優賞を獲得したエマ・ストーンの体当たり演技素晴らしかった!
そして、美術賞、衣装デザイン賞を獲得したのも納得。
づん

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