序盤の海岸でのダンスシーンは惹きつけられるものがあった　全体的に田園風景がよい

アイリッシュダンスの起源に関する歴史の掘り方、特にアフリカ文化との接触の下りはやや甘いように感じた
歴史や文化の学問的側面に対して映画はまとまりを持たず、後半に行くにつれて映画のリズムやアイリッシュダンスの描写の魅力が落ちていく　「リバーダンス」登場はよりセンセーショナルに描きたかったのではないか

ともあれ、アイリッシュダンスをほとんど何も知らない自分にとっては大変勉強になった
ダンスの民族の誇りと抑圧への抵抗という側面は力強く描かれていた

日本初公開！
アイルランドの音楽が元々好きだったけれどダンスとの結び付きが密接で、音楽を語るにはダンスは切っても切れない。自分も軽々踊れてしまいそうと思える作品。
アイリッシュダンスの歴史を知ることが出来てまた1つ興味のあるものが出来てしまった！スティーブクーニーの曲が良すぎてしばらくは聞いてしまうだろうなあ、、。
あとは死ぬまでにリバーダンスを生で見たい！トークショーでタカハヤシさんの生パフォーマンスを見れたのも熱かったな。27歳でダンス未経験の人が世界で活躍しているなんてすごい、、。そんなに努力できる人がいるっていう事実にびっくりだよね。

最初と最後の音楽が本当に印象的だったのだけど、なんという曲なんだろう泣

カバーしてる範囲が広くてアイリッシュダンス入門としては申し分ないのではないか。特にカリブ〜ラテンアメリカへ半奴隷の労働力としてアイルランド人が連れてこられていたとかアフリカンダンスとの混交（植民地及びニューヨーク）といった部分に触れられているのがよかった（アメリカのタップダンスとの関係がクリアになった）。あと現代のいわゆるアイリッシュダンスが文芸復興運動の産物でこのスタイルが意図的に選択される過程で他のスタイルが排除されたことを強調していたのもよかった。