ちろる

ラ・ブームのちろるのレビュー・感想・評価

ラ・ブーム(1980年製作の映画)
3.6
ソフィー・マルソーがブレイクするきっかけとなったという、リセエンヌの青春ラブストーリー。
間違いなく当時のアイドル映画?とやらなので、めちゃくちゃ王道な
ですが、だからといって日本でこれと同じ内容はあり得ないわけで、このパリのティーンたちの成熟度合いになんかワクワクさせ、!る。

ソフィーが演じたビックはちょっとだけエキゾチックで大人びた見た目なのに、意外とウブで真面目。
このキャラクターがきっと当時の日本のティーンにもウケたのでしょうか?

個人的にはそんなウブなビックもいいけど、ひいおばあちゃんのプペットのキャラクターが最高💕
こんな奔放なおばあちゃんが近くにいたらどんなに心強いだろうなーってめちゃくちゃ羨ましくなりました。

こういうひいおばあちゃんをいい人生の指南役としてエッセンスに入れ込む感じも含めてほんと自由恋愛の国おフランス🇫🇷って違うなー。

ちなみに、ブームに着てくためのファッションショーをするビック、あのシーンはかつて着せ替え人形遊びに夢中になった私としては超絶好きなシーン。
だってほんと何着ても可愛い😙

正直言えばストーリー自体は「なまいきシャルロット」ほどには響かなかったごくごく普通のラブストーリーなのだけど、公開当時はきっとこういう等身大のリセエンヌに憧れていた日本の女の子たちにとっては、その何気ないシーンのひとつひとつが追体験できるようでワクワクしたのかな。

ちなみに音楽は有名なもちろんのこと、ファッションは、時代を超えても参考になりそうなカジュアルスタイルなんかが目にも楽しませてもらえました。
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