ノットステア

女王陛下の007のノットステアのレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
4.0
『No Time To Die』へのオマージュがある。曲は聞いたことあるな、これと思って調べたらわかった。
セリフなんかは気づかなかった。
"You have all the time in the world"
もう一度『女王陛下の007』を観てから『No Time To Die』を観ようと思う。



【007映画の個人的なイメージ】
ショーン・コネリー版のボンドのイメージは何事にも動じない。クールでドライ。楽しんでいる感。動きには大した速さがないけどどこか人間離れしている感じ。

それに対してジョージ・レーゼンビー版のボンドは人間味のある男。スタイル抜群。スカートもはく。
30歳でボンド役か。若くてキレッキレ。脚長いしスタイル良すぎる。

ロジャー・ムーア版は、コメディ要素あり、ボンドガールとの年の差エグい。スパイ現役だとしても情報収集に他の手段選ぶだろう感。

ティモシー・ダルトン版は怒り。人間味。この人のシリーズが初めて観たときめっちゃ好きだわって思った。どこに魅力を感じたかはまた今度。

ピアース・ブロスナン版はイケメン。ハンサム。(好みは人それぞれで、ピアース・ブロスナン版が一番好きって人にあったこともあるけど、僕は何故かいまいち。カッコいいんだけどね)

ダニエル・クレイグ版はティモシー・ダルトンと似ていて怒りと人間味。アクションに速さとタフネスを加えた感じ。何より現代版にアップデートされていてキレイな映像とリアリティを追求した感じ。スパイとしての成長物語から、熟練のヴィンテージ感まで網羅されている。

繰り返し観てしまうのは、ダニエル・クレイグ版全作品とティモシー・ダルトン版の全作品。それとショーン・コネリーの『ロシアより愛をこめて』。
たまに観直そうと思うものの観ていないのが『女王陛下の007』『Dr.NO』『ゴールドフィンガー』『サンダーボール作戦』




ボンド映画=スキーでもあるんだけど、ダニエル・クレイグ版ではスキーアクションなかったな。ダニエル・クレイグ版しか観ていない友達にはスキーのイメージなさそう。あいつスキー好きなのにな。。。
ジョージ・レーゼンビー版、ロジャー・ムーア版、ピアース・ブロスナン版がスキーアクションやってたはず。うろ覚えだけど。ということでクレイグ、ダルトン版が好きな僕からあいつにオススメすることはないだろうな、、、




さいとう・たかを劇画の漫画がおもしろかった。漫画版では第三作。さいとうたかを先生は原作を読まずに描いたから、どの作品も映画とはところどころ違う。トレーシーやマルク・アンジュも登場。今作が漫画版ミスター・ビッグ三部作の完結篇。意外とあっさり。

これも原作の小説はまだ読んでません。復刊しないかなー。