メルギブって、もしかして映画監督として天才なんじゃないかしら…と思わせる、この『アポカリプト』や『パッション』。
『ハクソーリッジ』はまだ観れてないですが。
マヤ文明後期の中央アメリカのジャングルを舞台に、妻子や仲間とともに平和に暮らしていた青年の過酷な運命を描くアドベンチャー・スリラー。
ジャングルの生活をワイルドに描いた前半から一転、敵から逃れようと、ひたすら走り続ける主人公の青年。
誇り高き狩猟民族の血を受け継ぐジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、妻や仲間とともに平和な暮らしを送っていた。ところが、ある日、マヤ帝国の傭兵による襲撃を受け、仲間とともに都会に連れ去られてしまうい……
全編マヤ語で、映画未経験の若者をキャスティングしているが、見事にはまっています。
後半、手に汗握る逃走のシーンは、なんとか逃げ延びてくれ!と思いっきり感情移入してしまいました。
一つ一つの何気ないシーンでも、しっかりとり克明に時には残酷に写すメル・ギブソン。素晴らしい。
これからも是非プライベートのゴタゴタはほどほどにして、映画に専念して欲しいものです(^^;