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いとみちのmasaのレビュー・感想・評価

いとみち(2020年製作の映画)
3.8
三味線ということなのだが、思ったより青春バリバリ映画なので、年甲斐もなく、ワクワクしてしまった。
前向きでいい作品だと思う。見終わったあともどこか清々しい。

青森を舞台に、強い津軽なまりを気にして内気になった女子高校生が、思い切ってメイドカフェでアルバイトをすることに。実際に津軽出身の駒井蓮が主演した青春ストーリー。

越谷オサムの同名小説を、自身も青森出身の横浜聡子監督が映画化。
メイドカフェでアルバイトを始めた内気な女子高校生が、個性豊かな店の人たちや、特技の津軽三味線に助けられて成長していく。

1年かけて津軽三味線を特訓したという駒井蓮、あれはほんとに演奏しているな、凄いと思う。

不器用ながら自分らしさを見付けていく主人公に心から「けっぱれ」とほんとに声をかけたい気持ちになった。

とても青森愛を感じた作品でした。

最初普通に見てたら津軽弁が少し聞き取れず、やべえ、戸惑ったがだんだん慣れてきて方言って言いなと思った。
でもあとから気がついたけど、DVDでは標準語設定という字幕付きがあったのね(笑)

でも字幕なしでバリバリ津軽弁浴びて観るのが正解だと思う😊
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