このレビューはネタバレを含みます
私はどんでん返しを望まないし好まないため、ミステリの良き享受者ではありません。
ふつうは(ポアロ、どうやって解決するの?)と思うところを(監督はどうやって解決させる気よ?)
かなりの力技が必要と思いながら、飽きることはなく観終えました。
でもやっぱり力技が不足。
あの激しく回転していた椅子の説明は?
あの犯人が力ずくでポアロを溺死させられる?
気味の悪い息子、「早熟」という言葉で説明し切れてた?
※ミシェル・ヨーさんの起用がとっても唐突。あれもポリコレ?
※私はヨーさん以外に知ってる役者はいませんでした。オールスターでないと大作感がなく、テレビドラマの拡大版みたいに思えます。
反面で先入観なしで観られるのは推理ものの場合、良い面もあるんだなと感じました。
※エンディングはベネチアの風景が美しく、音楽も素晴らしかったです。