このレビューはネタバレを含みます
こうして長きに渡るコロンビア暮らしのせいでパパ・アントニーは「俺のアナコンダに挨拶しな!」とか言い出すアホになってしまったのでした。
最高。
こういうインド映画ってたぶんノルマとして「悪そうなやつが実は気高いナイスガイだった(あるいは改心していいやつになる)」展開をひとつ入れることが多い気がしております。
が、本作はインターミッション前の前編で早々にそのノルマ終わらせちゃって後半は好き勝手にドタバタ劇やるぞ!というノリになり最終的には高潔ナイスガイポジションなはずのパパ・アントニーまでアナコンダをまろびだすというよい意味での迷走っぷりが実にたまらん感じでした。
あんまり高潔にしすぎちゃっても「言うてお前ギャングやんけ」みたいになるしね。