ロックウェルアイズ

ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士 悟飯とトランクスのロックウェルアイズのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

悟空が心臓病で死んだ半年後、ドクター・ゲロの作り出した2人の人造人間が暴走し始める。
彼らは街を破壊し、何の罪もない人々を殺戮することを楽しんでいた。
ベジータやピッコロたちが立ち向かうも悉く敗れ、戦士たちは皆殺されてしまう。
残された悟飯とトランクスは、殺された者たちの仇を取ろうと立ち上がるのだが……

悟空もベジータもピッコロもいない。
しかも悟飯までも死ぬという、ドラゴンボールらしくない本当に絶望的すぎる展開にあまりワクワクはしなかったが、バトルシーンは迫力があったし、本編への繋ぎの特別編と考えれば有意義な回なのかな。

実質人造人間のファン感謝祭。
18号のその後とか知っちゃってると冒頭の方は普通に可愛いなと思ってしまった。
正直なところ、今まで人造人間がイマイチ悪に見えなくて、本作でも遊園地くらいまでは悪役としての軽さが気になっていたのだが、後半は残忍な殺戮ロボットとしての顔を存分に見せてくれた。
特にトランクスが劣勢に立たされ逃げ惑うシーンなんか恐怖でしかない。
あまりにも強すぎるのでバトルも見応えがあった。

結構笑えてしまう部分も多く、バーダックの回よりかはライトに仕上がっている。
トランクスのおちょぼ口に仙豆埋め込むところとか悟飯の手刀とか、笑っちゃいけないけどジワジワくる。
別次元の話ではあるけど、2人についてはもっと見てみたいので本編も見るべきだなと思った。