ロックウェルアイズ

ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父のロックウェルアイズのレビュー・感想・評価

4.0
カナッサ星を一夜にして滅ぼしたサイヤ人の下級戦士バーダック。彼は最後のカナッサ星人から未来予知の力を与えられる。それによれば、サイヤ人の一族は仕えていたフリーザたちに裏切られ、惑星ベジータごと滅亡してしまうというのだ。
しかし、バーダックの話は誰にも信じてもらえず、息子のため、一族のため、彼はたったひとりフリーザに立ち向かっていく。

ドラゴンボールが大好きな可愛い後輩に勧められ漫画を読破。次にアニメを勧められて、とりあえずこれと悟飯トランクスのスペシャルを観て欲しいとのことだったので鑑賞。

みんな知りたかったであろう前日譚、そして父バーダックの奮闘が48分に上手くまとめられている。
TVスペシャル版オリジナルストーリーとは思えないほどの濃さ。
ドラゴンボールアニメは初めてなので声と動きが付くと分かりやすくなる部分も多く、特にフリーザの邪悪さなんかは映像化した方が伝わってくると実感した。
血が滲んだハチマキをつけボロボロながら1人でぶつかっていくバーダックの姿はカッコ良さは一言では表せない。
フリーザはどこまでも悪だけど、これを見てむしろちょっと好きになったかもしれない。
これでこの後、悟空がフリーザと相対することになるってのがまた胸熱。