子どもたちが、風邪で寝込んでいる母親に頼まれて、ブルーベリーパイを買いに行く、という話。パイが買えず、自分たちで作ることになるのだけれど、スーパーでイカつめのおっさんに横取りされ、そいつを追って物語はなんだか得体の知れないちょっとダークな中途半端なファンタジーアドベンチャーへ。
僕はこういう物語が苦手なんだけど、その理由は子供の話なんだからこの程度でいいんじゃない?という辻褄合わせが嫌いだからだと思う。
優しいお母さんが、子どもたちが一晩帰って来ないのに、「あーあ、よく寝た」って気づかないわけがないよねえ。
子どもが主人公だから面白くないんじゃなくて、子どもを舐めてるから嫌いなんです。