序盤は原作らしい流れだったが、中盤にフレディ達と戯れたり、警察官が思わせぶりな発言を繰り返して急にヒステリックになり始めたあたりから、「なに見せられてんのコレ…」感がすごかった。そのあたりで観客が置いてけぼりになったように感じた。
そのせいで終盤もあまり感情移入できず、一応ヒロインであろう警察官が刺されても特に何も感じることは無かった。犯人もまぁそうだろうなという感じで意外性は無い。
この手のレベルの映画にありがちな無駄に続編を匂わす描写も気に入らない。
原作の"ダルマさんが転んだ"的な要素ももう少しあれば良かったかな。普通に動いてたし監視カメラほぼ見てないし。
と、まぁ酷評が目立つけど、元々ハードルを下げていた分それなりに楽しめた。
学生の頃にアプリで遊んでいた記憶があるから、かれこれ10年程前の知識しかない状態で見ても話にはついていけた。ただ、もう少し詳しい方が小ネタも拾えて楽しめたかも。
ここからは映画の内容関係ないけど、三連休かつ真昼間のイオンシネマということもあり、観客の質はまぁアレな感じ。
外国人の子供達はずーっと喋ってるし、隣の女子中学生はダウン着たままだから少し動くたびにガサガサうるせーし、後ろの客はなんか鼻息荒いし…
驚いたのは小学一年生くらいの子と二人で来ていた親子。案の定、上映中に「こわーーい」なんて大きな声で言ってて笑った。子供が見たがってたならしゃーないけど、違うなら鬼滅とか見せてあげればいいのに…と思ったり。
一緒に見た友達は途中で足の上に置いていたスマホが吹っ飛ぶくらいビビっていたので、まぁ楽しんでくれて良かったなと思いました(小並)
