★楽しかった家族生活は幻想だったのか
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予想を上回る全米興行NO.1と「ブラムハウス史上最大のヒット作」の文言に誘われて鑑賞。
廃墟のレストランを舞台にしたホラー映画だが、過去にも似た様な設定の映画を観た記憶がある。郷愁を誘う遊興施設は、子供の頃の記憶が蘇り、懐かしくなるのは世界共通らしい。
ホラー映画の醍醐味はいかに怖いかにかかっている。しかし本作は正直まったく怖くない。特に施設内の着ぐるみたちのあり得ない設定のためか、映画にリアル感が無かったことが致命的だと思う。また、親権問題や家族の失踪など重いテーマが加わり、ホラー映画と言うより人間ドラマ的色彩も濃い。
アイデアはいいとしてもホラー感が弱く、かつスプラッターでもない中途半端な構成のため、個人的には残念な映画になってしまった。
