AI×人間の二項対立だと思いきや、アジア諸国とアメリカの代理戦争だった話。
アメリカの属国である筈の日本が、西側の主力対向勢力として登場するのは若干違和感。
舞台は2060年。
この30年あまりの間に何が起きたのでしょうか?
断片的に「AKIRA」のネオトーキョーや「サイバーパンク2077」のナイトシティのようなサイバー近未来大都市が登場するのだが、基本東南アジアの奥地で物語が進行するので、やはりハードSFを通してベトナム戦争を描きたかった魂胆が伺える。
でも、予告だとSF超大作的な印象受けるので、大都市での市街戦とか観たかったかも。
近年よく見る、AI普及の負の側面の警鐘かなとか思ってたけど、SFらしい趣向を凝らした愛の物語だったから良かったし、何よりラストが美しかった。
だけど、日本語で話してるケン・ワタナベロイドに対して、英語で返してる他のアンドロイドや登場人物達の違和感凄かった。
渡辺謙も日本語だったり英語だったりまちまちだし。
統一しない意図がわからない、なんなんだろ。