ラーチャえだまめ

ザ・クリエイター/創造者のラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
5.0
『「そんなに日本が好きになったのか、ギャレス・エドワーズ。」』




立ち食いそば屋のかき揚げは急いで喰うもんじゃない、ラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました


【ザ・クリエイター/創造者】___!!!ヤバイよヤバイよ今年は次世代を担う2大“SFオタ”監督の映画が同じ劇場で観れてしまうなんてぇー!!??今年はニール・ブロムカンプのリッジレー……間違えた「グランツーリスモ」が大成功を納めた年、、、、だけでは終わらせません!?ハリウッドに再び“ゴッジーラブーム”を生み出した結果、原産国日本を嫉妬させやってやろうじゃないかとその後“トキオックス”松岡の「ファイナルウォーズ」以降ゴジラ映画が作られる引き金をもたらしめたトップ“クリエイター”ギャレス・エドワーズ!!!彼の最新作が?ついにココJAPANでもお披露目となってしまいました……


ギャレス監督と言えば“低予算でも面白い映画は撮れる”を有言実行した「モンスターズ」で長編デビュー、当時存命していたTS◯TA◯Aでも大々的に宣伝されていた頃が懐かしい、その後ハリウッド版「GODZILLA」を大ヒットに導き「ローグ・ワン」なる“泣けるSW”を生み出した……そんな彼の実は“7年ぶりの新作”だったとは思いませんでしたねー、次なる作品のテーマに選んだのが「AIvs人類」……いやいやそういうのもう見飽きたわ!!…ここへきて早くもネタ切れか?AIと人類のドッカンバッカン映画なんぞ古今東西当然今に始まった話ではない。そんな「どうせ“いつもの”SFでしょ?」となるか「久しぶりの“正統派ド直球SF”アザーっす!!」となるか。私はですよ、何回でもやって下さい、いいんですよ「そういうのが見たい」んだから…勢です。そんな私のようなSFファンの皆さま。おめでとうございます





「今年度“No1SF映画”が決定しました」




いやーOPから本当にビックリした。物語は飛躍的に進歩したAIが人類に核ミサイルをぶっ放した結果、アメリカをはじめ世界各国でAIの廃止運動が始まるものの、アジア圏では未だAIが使われ人間と共存していた___本作の時代設定は我々が生きる時代の“未来”の世界線ではなく?我々の生きる時代のもう一つの「平行世界」の“未来”を描いている、という点!!iPhoneではなくソニーが世界を牛耳った世界線というべきか、だからこの映画に出るのは薄型ノートPCではなく“ブラウン管モニター”……この設定のおかげで?実現しなかった未来(今よりもスマートな形状ではない)を違和感なく構築できたどころか、オッサン世代だけではなく若者世代が“エモい”と連呼する、あの昭和レトロチックなデザインのもので満たされたSFを“今の映画”で作り出すことに成功しているんですねー!!繰り返しますがギャレス監督が我々に見せたかったのは現在の近未来映画ではない“昭和が描いたSFの世界”なのです!!




↓詳しくは読みたい方はコチラ↓
https://www.edamame-movie.com
ラーチャえだまめ

ラーチャえだまめ