このレビューはネタバレを含みます
だいぶ遅れて鑑賞!
ココ最近のSF物としては
哲学的なプロットがかなり散りばめられており
いずれ来るAIそして、アンドロイドの時代を考えさせる内容です。そして、愛、慈悲はどの生命、そして自分たちが創造したロボットにさえ持つことができるのか?という強烈なメッセージが込められています。
創造主とは?AIとは?
今回もロボット三原則は顕在で人間の攻撃は出来ないようです。
ただ、人間がロボットを殺すのはそれはそれは問答無用で残忍です。
はたして、私達の創造主、神?宇宙人?はそのような残忍な殺人を私達人間ににしてるのか?
この様な観点から、私達は本当に創造主としての資格があるのか?と問いただしているようです。
愛の無い人間は、愛のある自分達の子供、AIに地球を渡し、自らの引き際にあるかもしれません。
この部分は作中で愛情のあったネアンデルタール人が私達残忍なホモ・サピエンスに滅ぼされた内容を皮肉っています。
人間は自分の子供達AIにでさえ信用できず
恐れをなし、自分達のミスを擦り付け
滅ぼそうとします。
対して、子供達AIはそれでも創造主そして親たる人間共に生きていくことを臨んでいます。
人間は結局本当の多様性を理解することはできないのかもしれません。あまりにも利己主義で拝金主義過ぎます。
かなり深いレベルで考えさせられる内容でした。