Cea

ザ・クリエイター/創造者のCeaのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

THE CREATOR



広告の紙を見た瞬間、なにこれっ!!!
と思いすごく気になっていた作品😏


スローガンの
これは映画か、警告か
という言葉に共感して楽しみにしていました!

やっと見れた〜🥹




内容は…
人類とAI(人工知能)による近未来
AIは人々を助け・守るために日々進化をしていた
ところがある日、ロスでAIが核を爆発させ100万人が犠牲になる事件が起こる
これにより、アメリカをはじめとした西洋各国はAIを危険と見なし完全禁止した
その一方、アジア圏ではAIの使用を継続しシミュラント(模造人間)と呼ばれる人間のようになったAIと共存していた
西洋と東洋でAIに対する考え・価値観が変わってしまった世界
両者の思いがぶつかった果てにあるものとは…




といった感じです🤖




SF映画ってたいてい作り物ですよね
実話を元にしているものもありますが、Theヒーロー物や高度な化学物などといった現実の私たちの世界には無縁なもの

そういった映画は、見終わった後
「はぁ〜面白かった!」
って1番に思うじゃないですか

今作を見た後にはそんなこと思えません😅
「近い未来、こうなるんかな…」
という不安のような不思議な感覚に包まれます


開始早々、独特なデザインや登場人物、音楽を用いた世界にすぐさま引き込まれます

引き込まれて夢中になっているかと思えば
不穏な空気に少し気を張っているんです

本当に不思議でした
正直なんでそう感じたのかもよく分からないくらい😂

西洋と東洋のすれ違った憎しみ合いを空気で感じていたのですかね🤔



またニューアジアの設定に日本の文化がたくさん取り上げられていましたね🇯🇵
機械と言ったら車生産で有名だから日本にしたのかな。などと思っていましたが

ギャレス・エドワーズ監督のインタビューによると
ふとアメリカ内を旅行した先に草地があり、そこにぽつんと日本の工場が…
それを機にロボットについて考え映画を作ろうと決心したそうです😌
また、日本はある意味孤立していて独自の文化を持っています
最近はグローバルに融合することが増えていてその日本の文化が薄れて変わりつつもあります
ギャレス監督は日本にそのままでいてほしいと思っているそうで
そういった思いも込められているのかも知れませんね🥲




そして俳優陣🕺
ジョン・デイヴィッド・ワシントン率いる豪華キャスト
たくさん語りたいですが、ハウエル役のアリソン・ジャネイさんがもうカーダシアンのクリス・ジェンナーにしか見えなくて終始笑いを堪えていました(クリスの性格的にこの役は絶対できないからです😂)

また監督ははじめ、新鮮に感じられる映画を作るため、渡辺謙さんをキャスティングすることは避けていたそう🫢
ですが役に当てはまりすぎているし、彼以外に考えられなくて頼んだそうです!

日本人としてなんて誇らしい話なんだ
トホホ😭




と、少し長く語りましたが
文字よりも、映像でとても体感して欲しい作品です😙




SFだけれど現実の問題を題材にしているものが見たい!
今までにない世界観に浸りたい!
命を与えること(物にも)を深く感じたい!

そんな方にオススメの作品です👍




ぜひ見てみてくださいね👀




それではまた




アドゥ〜👋





余談…
ハルン(渡辺謙)と一緒にいたAIのロボットくん(キャラの名前・声優を務めた俳優さんが分かりませんでした😭)
が途中
Oreta Oreta (俺だ!俺だ!)
とカタコトな日本語言ってたのが可愛いので
チェックしてみてくださいね〜😂
Cea

Cea