しろみさかな

鯨の骨のしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

鯨の骨(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスかと思って期待して見てしまいました…。サスペンスじゃなかったです。怖くも無いですし。だんだんインターネット上の女性を探すロードムービーみたいな雰囲気になっていきました。あ、そっちか〜。と思いました。
冒頭の説明にあるように、深海に落ちた鯨の骨をむさぼる微生物。夜は光って見えるけど、朝になったら見えなくなる。目には見えないけど微生物のごとくそこら中にたくさんいる人たちが、あの青いカッパを着た人たちやアスカの信者ということなのか…。スマホの画面をかざして現実を見てる姿が、なんだか滑稽に思えました。現実を探さないで、穴を探す人たち。。
夢か現実かわからなくなっている不眠症の主人公が、最初は主人公だと思っていたのですが、だんだんアスカにフォーカスされていったように思います。わたしはむしろ不眠症の彼をもっと掘り下げて欲しかったです。なんで夢か現実かわからなくなったのか。結局アスカは死んでいなかったですし。なんだったんだあの描写(笑)とりあえずサスペンスかもしれないと思って見るのはよろしくなかったです(笑)
めっちゃ静かでゆるゆるした作品でした。怖く無いので安心して見てください。落合モトキが陰ぽくてかっこよかったです。
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