「強い者は撃っていい。」
ソ連解体後のリトアニアを舞台に、腐敗した地方政権の闇を描いたクライムスリラー。
セールで100円レンタルしたのに、今月から見放題対象になってた。。ガッデム( ¯ᒡ̱¯ )苦笑
かつての仲間である旧ソ連時代の元KGB工作員たちが次々と変死を遂げるなか、市長選へ意欲を燃やす引退間際の警察局長・ギンタスが、事件の真相解明に乗り出すが……
登場人物やや多め&過去パートが差し込まれたりで集中力を要しますが、とっても骨太で見応えのあるサスペンス♡オススメです!
中盤くらいから何となく犯人が読めてしまいましたが、さすがに事件の真相はラストまで分からなかったし、伏線の張り方や回収の仕方、余韻を残すラストシーンに至るまで実にお見事。
凝りに凝った殺害法やグロい遺体描写も目を引き、全体としては猟奇的テーマ殺人を扱う往年の作品と類似していて、特に『セブン』や『SAW1』などが好きな方には刺さること請け合いです。
ただ、遺体のディティールは作りモノ感が強かったので、個人的には検死官による見解や殺害・死亡経緯説明の方がエグかったかなぁ(苦笑)特に最初の被害者=ライモナスのやつとか、聞いてるだけでもぅ。。解剖台脇で平然と食事を頬張る、監察医たちの異常さが印象的w
べネイは只者ではない予感。。