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赤と白とロイヤルブルーのminamiのレビュー・感想・評価

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
2.9
現代版おとぎ話。

『シンデレラ』もそうだけど、アマプラオリジナル作品はメッセージ性がはっきりしているね。
もしかしたらそれをうっとうしく感じる人もいるのかもしれないけど、私はわりとすきです。

海外ロマンス作品でよく見る、ドアを閉めるのも間に合わないくらい、部屋に着いた瞬間ガッと愛し合うみたいなシーンが結構豊富なので、それをよしとしないご家庭には薦められないけど、子どもにも安心して見せられるラブロマンスだと思う。

むしろ、ジェンダーギャップやLGBTQ+、人種問題の現在地をわかりやすく台詞で伝えてくれるので、子ども向けに作られているのでは?という感じさえする。

逆にいえばストーリーをじっくり考えながら楽しむという話ではないので(だっておとぎ話だもん)、気楽にファミリーや恋人同士、友人同士でお食事でもしながら観てほしい。もちろんひとりでもよいけども!
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