Bun

二十歳に還りたい。のBunのネタバレレビュー・内容・結末

二十歳に還りたい。(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

どんな批判が起ころうとも、この作品がとんでもなく私たちの想像を遥かに超えた方によって、ストーリーの原案が書き下ろされているというのを事実として受け止められるかということに、観る価値があるのだと思うのです。
ただHSメンバーで神様も愛してますが、映画も愛しているので真摯に率直な感想をシェアします。
「杜子春」を思い起こさせるテーマでした。
愛する人のために自分の人生を捧げる、
それが無償の愛なのだと。

ただ最後の主人公のセリフはあえてあの一言にしたのかもしれないですが、
やっぱり愛を語ってほしかったです。
夢を観させて!せめて映画だけでも!
主人公と女の子のお互いの心の距離がだんだん近づいていく日常のシーンとか、主人公が女の子への想いを抱いてしまい、何度も振り払おうとする内面の心の吐露とか、女の子が思い詰めてどこかへ行ってしまい、慌てて主人公が焦って、失いそうで怖くて、死に物狂いで探しに行くところの心の揺れ動きとか、女の子に振られた俳優仲間の男が一絡みしたり…いろんなシーンでいろんなキャラクターたちが絡み合ってぶつかっていくからドラマがうまれて、心が揺れ動いていくのを主人公たちと一緒に体験することができるから面白いのですよ、映画って。
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