ごろり

バジーノイズのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

バジーノイズ(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

その〝ノイズ〟は窓ガラスを割ってやってきた。

むつき潤先生の「バジーノイズ」は全5巻で読みやすく、オススメの漫画を聞かれたときに必ず挙げるくらい大好きな作品です_(:З」∠)_
絵、コマ割り、台詞、音の表現、どれもがお洒落で胸がアツくなるくらいカッコイイのです(;//́Д/̀/)ハァハァ
孤独を望む青年が1人の女性との出会いを経て、音楽で世界との繋がりを受け入れていく姿が◎
自主で音楽をやること、レーベルに所属して音楽をやること、それぞれの苦悩なども描かれていて、読んだ後に自分の好きなバンドのことを考えてしまったりもする作品ですね_(:З」∠)_
AZURのみんなが本当にカッコイイの(;//́Д/̀/)ハァハァ

そんな大好き漫画の実写版ということで公開前はかなり心配していたんですけど、結構楽しめました_(:З」∠)_
主人公 清澄が独り部屋でDTMに没頭し、MIDIを気持ち良さそうに叩く姿がめちゃくちゃ良かったです!!
全編を通して音楽がわいの好みで、劇場で観てる間、足の親指を上下させてリズムを取っちゃうくらいにはノレました(;//́Д/̀/)ハァハァ

原作で大好きなシーンが削られてしまっていたのは残念ですが、全5巻の作品を2時間に収める為には仕方ないですよね( ˊᵕˋ ;)💦
各キャラの描かれ方が原作と違ったりするのは新鮮で楽しめましたww
特に清澄とベースの陸との関係性が原作だと結構対等な感じなんですけど、映画だと清澄が陸に対して申し訳なさそうにしてる感じが強くなってて笑っちゃいましたww
原作に比べて清澄がお茶目なツッコミをしたりするのも可愛くて良かったですww
ヒロインの潮を演じた桜田ひよりさんはめちゃくちゃ可愛いんですけど、今作ではかなりぶりっ子な演技になってしまっていて正直観てて痛いというかキツかったです( ˊᵕˋ ;)💦

原作だとベースの陸が1番好きなキャラなんですけど、演じた柳俊太郎さんがめちゃくちゃカッコよかったです(;//́Д/̀/)ハァハァ
ベースを弾いてるときの指がエロいんですよねww
清澄と陸が初めてセッションするシーンがカッコよすぎて、このシーンだけでかなり満足度高かったです_(:З」∠)_
ドラムの岬を演じた女性がどこかで見たことある方だなぁと思っていたんですけど、「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」で主演だった円井わんさんでしたww
ドラム叩いてる姿がめちゃくちゃ様になってて、こんな感じのドラマーいるなぁってニヤニヤしちゃってました(;//́Д/̀/)ハァハァ

終盤、清澄を救出する展開ではやっとメジャーデビューできる若手バンドの製作中の曲を放り出すという設定が追加されてしまっていて、大人として最低限の責任は果たしなさいよって思っちゃいましたね(;`皿´)グヌヌ
だからその後のラストシーンでファンに囲まれて気持ち良さそうにLIVEしてる清澄達に若干ノレなかったです(;`皿´)グヌヌ
確かに原作でもレーベルで作曲製造マシーンにされてしまっていた清澄を色々放り出しっぱなしで救出するんですけど、映画だとそこら辺の描き方がめちゃくちゃ責任感ないように悪い方向にアップデートされちゃってて残念でした( ˊᵕˋ ;)💦

音楽シーンはどれもカッコイイので観て損はないです!!
映画を観て、まだ原作読んだことない方は全5巻で読みやすくて、めちゃくちゃカッコイイ漫画なので是非_(:З」∠)_
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