つっきー

ラブ&ポップのつっきーのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
3.4
好きだとはぜったいに言えない。
たぶん援助交際的なものはこの世でいちばん嫌いなもののひとつなんだと思う。


手持ちカメラの映像も含めて、吐き気がする。



スカートの中からカメラを置く撮影とか、すごい。
なおのダイエットとか、コーヒー缶を拾うところとか細部いい。
とにかくひどく傷ついたような気持ちになる、それはこの映画というより売春の事実にひどく傷つけられるんだと思う。テレクラのボイスの背景に子どもや父親がうつるのとか、ありきたりだとしてもしんどい。
手話のシーンはうつくしい。浅野忠信が怒ってくれるところ、なんだか救われたような気がしてしまった。やっぱり浅野忠信はいいな。

庵野秀明のラブ&ポップ、手持ちカメラのブレと援助交際まわりの話で吐き気がひどかった。JKカルチャーとか援交まわりのもの、ぜんぶこの世でいちばん嫌いかもしれない。
つっきー

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