このレビューはネタバレを含みます
カメラアングルがめちゃくちゃとがってる。けど、がちゃがちゃしてて映画としてはとても観づらい。
モノローグ、とてもいいんだけど、女優さんのモノローグは聞きづらくて、もったいない。それに比べて、石田彰のくっきりとした電話の声が際立った。声だけでかっこいいってわかるの、すごいなあ。
みんながもってるものを、自分はもっていない気がして、焦っていて、焦っているから、自分も踏み出してみた女の子。
まわりがもってるものを羨む気持ちもわかるし、まわりと並びたい気持ちもわかる。わかるから、つらい。
声をかける男性たちがみんな、特殊な性癖を持ってて、それがリアルのようなで、恐ろしくなった。
留守番電話でメッセージ入れて、なんて、現代ではないだろうけれど、今でもネットではこんなやり取りが行われているのだろう。
ラストは自分のお家に帰り、日常に帰り、やはり現実に帰った。
何はともあれ、若い頃の仲間由紀恵がめちゃくちゃかわいい。最高。