さくらもち

ラブ&ポップのさくらもちのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

カメラアングルがめちゃくちゃとがってる。けど、がちゃがちゃしてて映画としてはとても観づらい。
モノローグ、とてもいいんだけど、女優さんのモノローグは聞きづらくて、もったいない。それに比べて、石田彰のくっきりとした電話の声が際立った。声だけでかっこいいってわかるの、すごいなあ。

みんながもってるものを、自分はもっていない気がして、焦っていて、焦っているから、自分も踏み出してみた女の子。
まわりがもってるものを羨む気持ちもわかるし、まわりと並びたい気持ちもわかる。わかるから、つらい。
声をかける男性たちがみんな、特殊な性癖を持ってて、それがリアルのようなで、恐ろしくなった。

留守番電話でメッセージ入れて、なんて、現代ではないだろうけれど、今でもネットではこんなやり取りが行われているのだろう。


ラストは自分のお家に帰り、日常に帰り、やはり現実に帰った。


何はともあれ、若い頃の仲間由紀恵がめちゃくちゃかわいい。最高。
さくらもち

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