きりん

狼と子羊の夜のきりんのレビュー・感想・評価

狼と子羊の夜(2013年製作の映画)
3.5
医学生のチャンドル(シュリー)は、ある夜街路で銃創を負って倒れている男を自宅に運んで助けたが、翌朝男の姿は消えていた。男はウルフ(ミシュキン)という名の殺し屋だったことから犯罪者を匿ったとして警察の尋問を受けることに。その後ウルフがチャンドルに接触してきたのを知った警察は、彼に銃を渡し、ウルフを殺すよう命じる話。

ミシュキンという俳優は初めましてだったけど監督、脚本、俳優とこなしててなんとも才能豊かなこと。今後にも期待しちゃいます✨


冒頭ウルフを救うための手術がすごい!医学生のため知識はあるものの実際の手術は初めて!先生から電話で指示されながらの勇気と正義感はあっぱれだわ。

チャンドルが警察からの司令を受けてからは警察以外にもタンバと名乗る殺し屋集団まで現れてウルフを巡る三つ巴に。にしても自分が生かした男を殺すよう命じられるなんて皮肉なことよ。

さらにウルフの家族の存在まで登場し物語はちっとも先が読めない展開に。次から次へと追っ手が現れては撃退するのが続くので若干マンネリ具合は否めなかったかな。

ただウルフの本当の目的を知ることとなる独白はグッとくるものがあった😭さらにそこからラストにかけては韓国ノワールも彷彿とさせて痺れたぁ✨熱き魂を見た気がする。これだからインド映画はやめられない🇮🇳

最後に主要キャストを森の動物に例えた紹介があったけど、狼や熊、子羊、狐、ハイエナなどがいる中、木🌳がいたのウケた🤣そこは動物にしてあげてぇ笑笑
きりん

きりん