Jellyfish

ラ・メゾン 小説家と娼婦のJellyfishのレビュー・感想・評価

ラ・メゾン 小説家と娼婦(2022年製作の映画)
2.5
売れない小説家が新作のネタ集めのために娼婦になる話。

ベルリン在住のフランス人女性作家という設定にはどういう意図があるのだろうか (観賞後に調べたら、ドイツではあらゆる形態の売買春が合法らしい) とか、最後はこれ、自由に生きる女性への賛歌のつもりなのだろうかとか、色々疑問が残る。日本の貧困売春女子が見たらどう思うだろう。

あと細かい話だが、コインランドリーでエマと妹とが会話するシーン、二人のカットバックで撮っているのだが、エマがメインのカットと妹がメインのカットとで妹の髪の耳への掛かり方が違っていて、あれれ?という感じ。

性行為も性器もふんだんに映る (ぼかしもある) が、即物的な描写で、そっちを期待する層にも物足りないかも。
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