ゆんぶりっく

変な家のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

変な家(2024年製作の映画)
2.5
オモコロライター雨穴原作のヒトコワホラー。
原作はあくまで安楽椅子探偵ベースですが映画では主人公が現在進行形の事件に関わって行く話。
雑でこちらが忖度しないと辻褄が合わない描写が多すぎてノイズが凄い。
トータルで普通につまらない一本に成り下がったのは残念。

Creepy Nutsの松永が購入を検討している一軒家の間取りが変だという事でYouTuber雨宮と建築士の栗原氏が調べ出すと…
という前半部分は原作寄り。

ただし後半は話の落とし所の迷いを感じる雑な感じに。
ラストも蛇足過ぎる…
いらんいらんそんな「この家ももしかして…」な奴よ…

元々のオモコロ記事やYouTubeは面白いので必見です。

下記は不満点の箇条書き

・家に侵入されて首から血が出てるのにサラッとその件終わらすなよ。刑事事件だろ。
・仮にも売りに出している家のフローリングがキズだらけで血痕のようなものもあるっておかし過ぎるだろ!
・しかも備え付けの棚を避けたらすぐ地下室につながる通路があるんかい!不動産査定時点でモロバレじゃねーか!
・そんな家を世田谷区だからって7000万円で売るなよ悪徳不動産屋…!
・主人公の事件に関わるモチベーションも分かりにくい
・栗原さんが万能過ぎる。お母さんの隠し扉を見つけるわ、いつの間にか本家に居るわやり過ぎ
・一軒目の変な家に侵入した時にあの女の子なんであの首したん?物語上の必然性ないよね?
・いくら見慣れない光景だからって隣家の写真を勝手に撮るババァの民度の低さ
・村の因習に起因させると現代ホラーとしてはツッコミどころが加速する
ここはもう書ききれないよ…
・何でもかんでも幻覚剤とかクスリのせいにすんなよ
・話の練り込み&整理不足により見終わった後に、なんかゴチャゴチャした話だなぁが第一印象になってしまった
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