「パリの確率」、「スパニッシュ・アパートメント」のセドリック・クラビッシュ監督が撮り上げた、あるバレリーナの喪失と再生の物語。僕は、学生から若者・青年になっていく人間たちを描くクラビッシュ監督の「スパニッシュ・アパートメント」（2001年）のシリーズが大好き。スペインやフランスといったヨーロッパの古きと新しさも交わる都市の中で、若者たちが自由に恋に、青春にと活き活きと動く毎日に憧れをも抱いたものです。それから20年ほど経った今クラビッシュが描くのが、夢破れたこれも若きバレリーナの第2の成長劇。10～20代の若者像ではなく、30～40代で第2の人生のステージを迎える（心は）若者たち送るいつまでも若き青春劇となっています。
（続きは、https://note.com/yen_do/n/n680dda5c7030）
