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ダンサー イン Parisの映画見るのーとのレビュー・感想・評価

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)
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いやこれ、ブラボーな映画で、
バレリーナであるエリーズの立ち居振舞い、バレエ、コンテンポラリーダンス、服の色合い、体のしなやかさ、
パリの街並み。ブルゴーニュ?だっけ?のダンス合宿所の雰囲気。
すべてにおいて美しく、愛と希望があり、ウィットに富んでいる。

ケガして挫折しても、次の道を何気なく見つけていく。
がんばってふんばって、ていうのでもなく、友達に囲まれて、しなやかに、自然に前を向いていく。
そんでその先にもすばらしい希望があるのだ。
パパに愛してるって言ってほしいってちゃんと言えてえらい。
ふられちゃう整体師のヤンがめちゃ不器用で、かわいくて、幸せになってほしい。次の女も同じ名前で見つけてて未練の権化になってる。

ダンスってすばらしい。体全体で表す、ってなんか胸に迫る。仲間がいる、てのも熱くて大切。

エリーズが着てるものすべてよくみえて真似したくなる。

エンドロールまで見逃せない。ぼんやりしてたら、様子がおかしくなってバレエのかっこしてくねくねし始めてた。
すごい映画だなー。海辺の風景や、家具なんかも美しかった。玉ねぎらいとかわいい。