映画『プリシラ』
子供の頃、映画雑誌を見ていたら、プールに腰掛け、少しの布で焼けた肌を隠したハレンチな外人の女の人がいた。それでプリシラ・プレスリーを知った。
エルビスて・プレスリーと元妻プリシラの出会いから別れまでを描く。ある程度プレスリーの知識がないと理解し辛い点がいくつか。
『ブルーハワイ』が好きで、夏になると観る。ポリネシアンてセンターのウェディング・シーン。あんな風にロマンティックな結婚を想像していたが・・・
プリシラはブルックリン生まれ。生後間も無く海軍パイロットの父は飛行機事故で死亡。母親が別の軍人と再婚。
エルビスは徴兵でドイツの基地勤務。同じくドイツの基地で過ごしていたプリシラは14歳の時、エルビスの家に招かれる。
プリシラを気に入ったエルビスは除隊後、メンフィスに呼び寄せる。両親と有名女子校を卒業させる約束をする。ツアーや映画撮影で留守がちなプレスリー。犬をプレゼントしてどうにかしようとしたりするが。グレイスランドでの生活が始まり、のちに結婚。
ソフィアはこれまでも、隔離された空間で主人公たちが悶々とストレスを募らせるのが好き。
音楽は、ソフィアの夫のフェニックスが担当。プレスリーの楽曲が使えなかったのは痛い。
ソフィアのいとこのニコラス・ケイジは、プリシラの娘、故リサ・マリーとかつて結婚していた。
ソフィアをメンフィスに呼ぶ時の航空券がPANAMのファーストクラス。
メイクシーンのどっアップ、逆光と淡い色合いのピンク、ソフィア・ワールド全開の悲劇。
制作途中で何度も資金難だったらしい。
