えっ、そんな感じで終了??ソフィア・コッポラ監督の作品ってラストがバッサリなことがとても多い。戸惑う余韻。
プレスリー生涯の妻、プリシラ・プレスリーの女としての成長記。
14から付き合っていたなんて知らなかった。令和の日本では犯罪です。
小さい時から育てて来た感は紫の上のよう。
初々しい少女時代から、無理やり大人の女を装っている時代から、母になってルックスも落ち着いた時代……ケイリー・スピーニーの変化が素晴らしい。
美しいお部屋も美しいドレスも、全部鳥かごの中のようなもの。
孤独が伝わる。
時代の女性はどの国でも同じ。
自由な現代へ向けて自分の道を開いた人。その思いは伝わる。