60分と短めながら、ライブシーンを何曲も楽しめる構成で満足度は高かった。
第一話、と謳われるとあるアニメのようにこの先何年も続くのだろうか、と頭をよぎる。
が、この作品特有のユルさから「どうなる?」と気になるような展開でもないので観客も可愛いキャラを観に行くか、くらいの気持ちで今後も付き合っていけそう。
Dolby上映もあるのが驚いたが、観てみれば納得、ライブシーンという名目のPVはスクリーン映えの真骨頂だった。ニジガクファンなら1800円の価値が充分にあると思う。むしろ、曲がフルサイズで聴けないのを不満に感じるほどだった。
そして、舞台となるスクールアイドルグランプリ、大方こういうのは優勝を目指して…となるのが筋だが、もちろんそれを目指す者もおり、しかしそうでもない者もおり…なところがニジガクらしさだなぁと思った。
ゲリラ的にあちらこちらでライブをやって投票で決める、とは随分アバウトな大会だなぁと感じたが、同じ会場で順番に…では物語と絡めないためであろうか。
振り返ってみればただの沖縄旅行だなと思わなくもないが、彼女たちの魅力が溢れている一時間、話題になったキャラデザインの変更も大きな違和感は無かった。
これだけのキャラがいて、歩夢の主人公らしさがライブシーンで引き立つのは流石だった。…が、主役は侑ちゃんでしたか。
新キャラ二人の話はアッサリ片付きすぎかな、と感じだが尺を考えればやむなしか。
個人的にはせつ菜推しなので、次回に期待したい。
それにしても、男が一人も出てきませんね。