このレビューはネタバレを含みます
要らないもの汚いもの怖いものは排除して、綺麗なもの安全なものを見せようとする現実。さとくんの気持ちもわからなくないと気づかされてゾッとした。
2時間強の尺は長めだが、話や演技に引き込まれて飽きなかった。
あなたはなんで生まれたの?
あなたに心はありますか?
才能あるものと才能のないもの
さとくんや陽子ちゃんが発する言葉は記憶に残るものが多い。
「信仰で体罰やってたのに、当の本人は現実で浮気してるし、現実って嘘ばっか」とか共感しかない。
同僚のコメント「あいつ、絵でも描き続けて画家目指し続けてれば良かったのにな。〜だって絵を描いて時は平和主義だったんだってよ」とか。
観て良かった。