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月のmeiのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
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障害で意思疎通ができない人たちが、幸せかどうか、生き続けたいかどうか、本人の意思がわからないのであれば、そのような思想話を繰り広げることは結局はそれ以外の人たちによる勝手なエゴであり意味がないなと、映画を観てしばらくたってから気づいた。わからない以上、それは本人の意思なしに、この事件の結末のように無惨に決定されるべきことではない。むしろ彼らが過ごす環境や介護士・家族のためのケアを充実させたり、見合う賃金を支払ったり、外部要素をとにかく良くしていくことが先なはず。
だけどさとくんの言っていることは、さとくんと同じ経験をしたら誰にでも強く芽生えてくる感情なのかもしれないとも思う。わからない。想像を超える介護業務だと思う。
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