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aftersun/アフターサンのmeiのネタバレレビュー・内容・結末

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

パソコンで観たけど大きいスクリーンで観たいと思ってたらたまたま阿佐ヶ谷で上映していた!
全体像しか掴めなかった1回目に比べてやはり2回目は色んな細かいところに気づいて、しかもこの映画はそういう細かいところでこちらの想像力にアクセスしてくるから、終盤悲しくてどうしようもなかった。
最後のUnder pressure のシーンは稀に見る名シーンだなぁ。”よくわからないがなんとなく悲しい”を、決定的に悲しいものだと確信させる全体を通しての持っていき方が、映像と音と演技全てをかけて、素晴らしすぎる。久々に心が震えた。他にもパラシュートが水面にうつるところや、歯磨きで吐き出したのが鏡に残るところ、冒頭ベランダでうねうねするところ、、シネマトグラフィがセンスに溢れてた。
あと好きだったのは、カラオケ(みんなの前で歌うやつ)シーンで父親が一緒に歌わなかったところ。好きな曲ではあるけど、娘の隣で声に出して歌うにはその歌詞が自分にとって意味をもちすぎてしまった感じ、すごい伝わってきたしわかる。
ツアーの1日は全部うるうるで、特に”なんでも話して良いんだよ”に大きな大きな愛を感じた🥹❤️
ソフィ役はこれがほぼ初めての演技らしいけどすごい上手で大人びてる。ポールメスカルは相変わらず10/10❗️2人がプライベートでも仲良しなの微笑ましいな
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