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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のcのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

裏テーマはコロナと戦争?
企画が2年前〜程度に行われているとしたら、その時のトレンドは【コロナ】【ウクライナ侵攻】かと。

・実質、形のないアメーバのような敵
・その敵を倒すものは銃ではなく、またも形のない音楽
・コロナ禍は会話できない、コンサートが無くなったりした→音のない世界
・のび太の母が、愛の不時着風のドラマを見ている
・あえて戦禍の兵士のシーンがある

もちろん制作の流れなど知る由もないのですが、
それらのテーマを掛け合わせて、『人型では無い敵』を平和的に克服するストーリーという認識です。


ドラえもん映画は、スネ夫の自慢であったり出来杉くんの語る情報を羨む→道具を出す→そこでのトラブルから始まることで、素直に入り込めますが
今回は急な女の子の出現!ここが入り込めない。

ドラえもんは、『ドラえもんと道具』だけは異質ですが、それ以外はとことん現実的であるべきかなと。
あの日記の使用と女の子出現には関連性があったのか?が良く分からず。
そして言われるがままストーリーが進んでいくことに納得ができない。

また、のび太以外の活躍度が低く、良い奴になってしまうジャイアンなどの『ドラ映画あるある』が感じられずあまり楽しめなかった。

ドルビーデジタルで音楽を楽しむことだけを目的にすれば良いかもしれないが、評価に困る作品という感想です。
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