ドラえもん のび太と鉄人兵団のcのネタバレレビュー・内容・結末

子供の頃凄く面白かった記憶のある鉄人兵団。
まず、自分の好き勝手にできる鏡面世界、という設定に凄く惹かれたのだと思い出しました。
これこそ現実と地続きの、『少し不思議』な藤子節。
龍騎のミラーワールドしかり、私にとってはこのような設定がすごく刺さるようです。

ゲストキャラのリルルがセクシーなお姉さんで魅力的！
このストーリーはしずかちゃんとリルルの友情がメイン。ラストはタイムパトロール激怒しないの？の強引展開ですが。
リルルの『メカトピアの天使になるの』という言葉、自分が消えることを分かっての行動に泣けた。

以下、印象に残った部分。
・ザンダクロスの脳の改造、ロボトミーっぽくて怖い。
・黒人奴隷を求めた過去の時代のよう。宗教や民族対立のような要素も感じて、個人的にはこういう部分も好きです。

子供に見せる映画ではメッセージ性なんていらないという人もいますが、私はドラえもんのようなキャッチーな作品から、過去を学ぶことは大変意義があるかと思います。