このレビューはネタバレを含みます
友達と見に行きましたが、見終わった直後、恐怖で街歩けないってなるくらい怖かった！人生で1番かもしれない。始終鳥肌でした、、
そもそも画・音の雰囲気が怖いし、昼の料理教室という閉鎖的で想像掻き立てられるコミュニティをピックアップしたのもすごい、、ステンレスの机、包丁、バット等の無機質さ、、どこかカルト宗教を彷彿とさせる先生と生徒の関係、、
全体的にハッキリと描写されない抽象的な恐怖表現が多くてすごく良かったです、、！！得体の知れないものへの恐怖感が1番怖いなと痛感しました！
恐怖だけでなくて、日常生活のちょっとした不安や不快感情の描き方も非常にリアルで面食らいました、、
個人的には家族の食事シーンのあの何とも言えない不快感が印象的です、、
全然話が飛びますが、田代の「僕はみんなと違って、料理なんてやりたくてやってるわけじゃ無い」「チャイムの音が少しでも紛れるかなと思ってやってるんだ」みたいな発言が地味に真理を付いてる気がした、、仕事も趣味も友達付き合いも、そのものが目的になってなくて、無意識で何かから必死に逃げるためやってる時って意外とあるなあ、、と考えさせられました。
話が逸れましたがとにかく面白かった！
