マサミチ

ボブ・マーリー:ONE LOVEのマサミチのレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
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レゲエではどちらかと云えば同じジャマイカのジミー・クリフの方が好きで、ボブ・マーリーも史上最高のライブアルバムの一つにも数えられる「ライブ」とかはよく聴いたが強すぎるメッセージ性に多少なりに引いてしまう面もあった。

ただしまァ、この映画観ると本当に命懸けで音楽やっているし、いつ殺されてもおかしくない局面もあったみたいで。

それを知った上で改めて劇中に流れる数々の名曲の歌詞に感じ入る次第で。「No Woman No Cry」なんてあんな夫婦の修羅場で生まれていたんですね。

ただしこの映画はほとんど内乱状態のジャマイカ国内を音楽で結び受けようとする人間としてのボブ・マーリーにフォーカスした作りなので、期待していたライブ場面があまり無かったのが残念。

映画【ボヘミアンラブソディ】の成功から二匹目のドジョウ狙いでミュージシャンの伝記映画が相次いで作られているが、人間ドラマとしても大事なんだがケレン味も欲しいんですよね。
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