くらら

ボブ・マーリー:ONE LOVEのくららのネタバレレビュー・内容・結末

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ボブマーリーもレゲエもあまり知らずになんか楽しそうな音楽する人だなぐらいしか知識がなかったんだけど、「自分のために生きるなんてどうでもいい」と暴力や政治に屈さず音楽で平和をという信念を持ち続けるとても強い人だった。
そして妻のリタがそれを上回る大きな愛で常に彼を包んでいて、芯のある強さがかっこよかった。

ガンになったボブに何があっても支えになると優しい言葉をかけるのも素敵だったし、彼が道を外しかけた時に「泥水で泳げば泥に染まる、それをシャツ1枚(one shirt)しかない時から言い続けてきた」って言葉が印象的だった。

レゲエのみんな各々動いてるように見えて一体感のある感じが不思議だなとずっと思ってたんだけど、バンドメンバーを家族として過ごすジャマイカのお国柄(?)をみて納得。

祖国に帰りライブのステージで彼が間に入り2つの党首を握手させる映像にぐっときた。
くらら

くらら