ピピン

あ、春のピピンのレビュー・感想・評価

あ、春(1998年製作の映画)
4.2
映画は派手なストーリーや仕掛けなど無くても、じっくりと人間模様を描ければ良いものになるという良い見本だ。

この話を通じて浮かび上がるのは、人は常に何かしらの心の拠り所を求めてるという事。
弱さや、矛盾や、自己中心的な行動も全ての行動原理の根源には自己防衛本能があるのだから、それだけで充分ドラマになるのだ。
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